巨人・浅野 小6でなじみの「支那そば えびす屋」店主に予告本塁打

[ 2023年8月12日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―4DeNA ( 2023年8月11日    東京D )

「支那そば えびす屋」の柱に記してある巨人・浅野の身長
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 巨人の浅野が小学3年で入団したのが高松市で活動する屋島野球スポーツ少年団。当時の主将・黒河竜司さんは「自分が出てなくても負けたら泣くぐらい負けず嫌いだった」と振り返り、同じく6年生だった小越岬輝さんは「3年生は2人いて翔吾は試合に出ていない方だった。それが今はジャイアンツでプレーしている。一野球人として尊敬しかない」と言う。現在はともに東都2部の拓大でプレーする4年生。最後の秋に1部昇格を狙う2人にとって浅野の活躍は刺激となっている。

 チームのなじみの店が「支那そば えびす屋」。店主・吉田誠さん(66)には忘れられない本塁打がある。店が主催していた少年野球大会。開店準備もあり球場を離れようとしていた吉田さんに当時6年の浅野は「おっちゃん、次の打席でホームラン打つから待っといて」。そして予告通りの本塁打を打った。この日はテレビで雄姿を見届けた吉田さんは「うれしくて涙が出た。翔吾は屋島の誇りや」と関係者一同の思いを代弁した。(巨人担当・小野寺 大)

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