大谷翔平 28打席ノーアーチ… 通算250勝バーランダーと対決、第2打席は空振り三振

[ 2023年8月12日 10:00 ]

ア・リーグ   エンゼルスーアストロズ ( 2023年8月11日    ヒューストン )

<アストロズ・エンゼルス>3回、大谷は空振り三振に倒れる(投手・バーランダー)(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(29)は11日(日本時間12日)、敵地でのアストロズ戦に「2番・DH」で先発出場。第2打席は空振り三振に倒れ、ノーアーチは28打席連続に伸びた。

 アストロズ先発はトレードデッドラインでメッツから古巣に戻ったサイ・ヤング賞右腕バーランダー。大谷は過去、バーランダーとの対戦成績は20打数4安打、3打点、9三振の打率・200と難敵だがそれでも18、19年に1本ずつ本塁打を放っている。通算250勝、この日が節目の500試合登板となる40歳のベテラン右腕と昨年4月9日以来の対決となった。

 初回の第1打席は二ゴロ。4点を追う3回、1点を返し、なおも1死一塁のチャンスで第2打席を迎えたが、追い込まれた後抜け気味のスライダーに空振り三振を喫した。

 大谷は前回、9日(日本時間10日)のジャイアンツ戦に「2番・投手兼DH」で出場。6回3安打1失点(自責0)で10勝目を挙げ、「野球の神様」と称されるベーブ・ルースも達成できなかった2年連続「2桁勝利&2桁本塁打」を達成。この日は7試合ぶりの41号に期待がかかった。

 トレードデッドラインではアストロズがバーランダーを獲得したほか、レンジャーズがサイ・ヤング賞を3度獲得したメッツの右腕・シャーザーをトレードで獲得するなどア・リーグ上位球団が次々とトレード補強を敢行。投手を中心に強化が進んで“打者・大谷包囲網”のようになり、プレーオフ(PO)争いの激化は必至だ。チームはこの日から同地区2位のアストロズ、さらに首位レンジャーズと敵地で6連戦。勝率・500のエンゼルスにとって悲願のポストシーズン進出へ向け命運を分ける戦いとなる。

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