【甲子園】聖光学院・三好元気「最後は笑って終わろうと思ったが…」小室朱生「(野球は)高校で終わり」

[ 2023年8月12日 20:40 ]

105回全国高校野球選手権記念大会   聖光学院2―8仙台育英 ( 2023年8月12日    甲子園 )

<仙台育英・聖光学院> 仙台育英に敗れ涙しながら引き揚げる聖光学院ナイン (撮影・亀井 直樹)
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 聖光学院(福島)は2年連続で同じ東北の仙台育英に敗れた。

 2安打を放った中堅の三好元気(3年)は「最後は笑って終わろうと思っていた」が、応援してくれたスタンドの仲間の顔を見た瞬間、こらえ切れず涙をこぼした。

 三好は「(仙台育英は)昨年よりレベルアップしていると感じた。甲子園で得たことを必ず今後の人生に生かしたい」と振り返った。

 4回に1点差とするソロ本塁打を放った杉山由朗(3年)は「少しでも流れを持ってこれたのでよかった」と接戦に持ち込んだ一発に手応えを口にした。

 捕手として見た仙台育英の存在は大きかった。「本当に力があって、同じ東北で競い合うライバル。そのレベルに自分たちも追いついていかないといけない」と、打倒仙台育英を後輩たちに託した。

 先発で6回まで強力打線を3得点に抑えた小室朱生(3年)は「甘い球は逃さないな、と思った」と振り返った。

 野球は「高校で終わりだと思う」と言い、甲子園の舞台で区切りをつけられたことに対し「本当に感謝しかない」と言葉を詰まらせた。

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