【甲子園】仙台育英の先発・田中優飛「特別な試合だった…」昨夏の聖光学院戦はスタンドから応援

第105回全国高校野球選手権記念大会   仙台育英８―２聖光学院 （ 2023年8月12日    甲子園 ）

＜仙台育英・聖光学院＞力投する仙台育英・田中（撮影・藤山　由理）
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　仙台育英の先発・田中優飛（3年）は初戦の浦和学院戦後にこの日の先発を伝えられた。

　「はっきり言われたのは出発前。でも浦和学院戦の後にあるよ、と言われていた」

　昨夏の準決勝はスタンドから声を枯らした。

　「東北同士の試合で注目されたし、（聖光学院側の）お客さんも勝っても拍手をくれた。今年もそのような戦いになると思った。特別な試合だったのかなと思う」

　持ち味は「打たせてアウトカウント稼ぐ」スタイルだが、「ストライクにする球が多すぎて逆に打たれた」と、4回途中3安打で2失点。聖光学院の思いも背中に乗せ、2度目の「初優勝」へ突き進む。