【甲子園】「2度目の初優勝」へ、昨夏王者の仙台育英が東北のライバル・聖光学院の挑戦をはね返した！

第105回全国高校野球選手権記念大会   仙台育英８―２聖光学院 （ 2023年8月12日    甲子園 ）

＜仙台育英・聖光学院＞6回を抑えナインとタッチする仙台育英・湯田（撮影・藤山　由理）
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　昨夏の王者・仙台育英が集中打で得点を重ね、聖光学院の挑戦を退けた。

　昨夏の甲子園準決勝で18―4で大勝した相手だが、この日は序盤から競り合った。

　それでも2回は湯浅桜翼（2年）の相手守備が乱れるラッキーな中前適時二塁打など3安打に犠打を絡めて2点を勝ち越した。

　1点差の7回は湯浅の適時二塁打、浜田大輔（2年）の適時二塁打など4安打を集めて3点を奪うと8回には2点を追加。粘る聖光学院を突き放した。

　初戦で浦和学院、2回戦で聖光学院と強豪を連続で撃破。須江航監督（40）の言う「2度目の初優勝」に向け、視界が開けてきた。

　試合後の須江監督は「思っていたよりずっと強かった。追い込んでも追い込んでも土俵際で粘る。伝統の強さです」と、相手の聖光学院の強さを称えた。