【甲子園】高校四天王・佐倉が1安打で初戦敗退 プロ志望届は「野球人としては出したい気持ちはあります」

[ 2023年8月12日 17:15 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会   九州国際大付0―3土浦日大 ( 2023年8月12日    甲子園 )

<九州国際大付・土浦日大>試合終了後、土浦日大・塚原に声をかける九州国際大付・佐倉(撮影・藤山 由理)
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 「高校四天王」の一角で九州国際大付の佐倉(人ベンに峡の旧字体のツクリ)史朗内野手(3年)は4番・一塁でスタメン出場。4打数1安打でチームも初戦敗退に終わった。

 9回先頭で中前に安打を放ち2死二、三塁のチャンスをつくったが、あと1本が出なかった。

 「高校四天王」として花巻東の佐々木、広陵の真鍋らとともに注目されてきた。ともに初戦突破していたが、続けることは惜しくも出来ず。「気にするなと言われてもどうしても気にしますし、自分よりも全然すごい選手で。ああいう選手がいるからチームの勝利に近づくと思いますし、そういう選手に自分がなれなかったのは、悔しい部分ではあります」と語った。

 プロ志望届の提出については楠城監督や家族と話し合う。「野球人としては出したい気持ちはありますし、そういうところでプレーしたいと思いますし、野球人生のゴールというのは、そういうところで活躍することだと思うので。最終的にはそこを目指してやっていきたい」と話した。

 甲子園の土を拾わなかった。「後輩がもう一回来てくれるので。僕が持って帰らなくてもあいつらが行くと思って」と思いを込めた。

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