【甲子園】東海大甲府・村中監督が勇退 ラスト甲子園は8年ぶり初戦突破ならずも…「選手たちに感謝」

[ 2023年8月12日 13:57 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会 2回戦   東海大甲府5-7専大松戸 ( 2023年8月12日    甲子園 )

<専大松戸・東海大甲府> 9回、ベンチから戦況を見つめる東海大甲府・村中監督 (撮影・須田 麻祐子) 
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 全国高校野球選手権大会第7日は12日、甲子園球場で2回戦が行われた。第2試合では2年ぶり3度目出場の専大松戸(千葉)と8年ぶり14度目出場の東海大甲府(山梨)が対戦。東海大甲府は逆転負けし、8年ぶり初戦突破はならなかった。

 1点の先制を許したが、4回に同点に追いついた。直後に3点を勝ち越されたが、6回にも3点を取り返して再び同点。さらに7回に勝ち越しに成功したが、7回に3失点して逆転を許した。

 村中秀人監督は「選手たちが本当に一生懸命、県大会と同じように、最後まで諦めない姿を見せてくれた。本当に感謝したい。7回に逆転をしてその後を0点に抑えられればと思っていたが…ただ少し細かいミスも出てしまった。その代わり8回、9回、(リリーフの)山本がしっかり抑えてくれたのは大きな収穫だった」と称えた。今夏限りでの勇退を表明しており、ラスト采配に「本当に感慨深いものがあります」としみじみと振り返った。

 村中監督は東海大相模-東海大で、同級生の原辰徳・現巨人監督らとともにプレー。高校時代はエース左腕として活躍し、選手として春夏4度の甲子園に出場した。88年に東海大相模監督に就任し、92年選抜で準優勝。99年から東海大甲府を指揮している。

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