【甲子園】専大松戸 プロ注目・151キロエース平野登板せずも、逆転初戦突破 初の3回戦進出

[ 2023年8月12日 13:30 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会 2回戦   専大松戸-東海大甲府 ( 2023年8月12日    甲子園 )

<専大松戸・東海大甲府> 2回、力投する専大松戸・渡辺翼 (撮影・須田 麻祐子) 
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 全国高校野球選手権大会第7日は12日、甲子園球場で2回戦が行われた。第2試合では2年ぶり3度目出場の専大松戸(千葉)と8年ぶり14度目出場の東海大甲府(山梨)が対戦。専大松戸が初の3回戦進出を決めた。千葉県勢は夏通算100勝目を挙げた。

 専大松戸はプロ注目・最速151キロのエース平野がベンチスタート。千葉大会では1試合登板にとどまっていた背番号11の左腕・渡辺が先発マウンドに立った。1点リードの4回に同点とされたが、味方打線が直後に3点で勝ち越した。

 渡辺は力投を続け、6回に2点差に迫られると千葉大会決勝の習志野戦で好投した背番号10の横手右腕・青野にリレー。内野安打で満塁とされ、適時内野安打とゴロの間に同点に追いつかれた。さらに7回には適時打で勝ち越しを許した。

 それでも直後の攻撃では敵失で同点に追いつくと、7番・上迫田のスクイズを決めて勝ち越しに成功した。なおも満塁から9番・宮尾が再びスクイズで追加点を挙げた。青野は8、9回と無失点に抑え、リードを守り切った。

 ▼専大松戸・持丸監督 ピッチャーが思ったより全然良かった。よく投げてくれました。本当にもう渡辺に今日はつきるんじゃないかというくらい投げてくれた

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