【甲子園】慶応には「盛り上がり」ではなく“もりばやし”が足りない!幼稚舎教諭業もこなす監督

[ 2023年8月12日 05:00 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第6日2回戦   慶応9―4北陸 ( 2023年8月11日    甲子園 )

<慶応・北陸>大差もベンチ前で選手に指示を出す慶応・森林監督(撮影・井垣 忠夫)
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 今夏、地方大会から流行した応援団による「盛り上がりが足りない」コール。慶応もこの応援を取り入れているが、聞こえてくる言葉は少し違う。「“もりばやし”が足りない!」。森林監督をいじっているのかと真意を確かめに行くと、選手たちからの感謝が込められていた。

 慶応幼稚舎の教諭でもある森林監督は毎朝6時30分には学校へ。授業を行い午後は部活指導、練習後は監督室で事務作業を行うことも。その忙しさを知るからこそ、アルプスの野球部員は「森林さんは一人では足りないぐらいの仕事量を抱えていて。そういう感謝も込めてます」と口をそろえる。感謝を込めた「森林が足りない」コールは慶応の合言葉になっている。(アマチュア野球担当・村井 樹)

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