【甲子園】文星芸大付・工藤 好リリーフ&逆転打!計29安打乱打戦制し16年ぶり聖地白星

[ 2023年8月12日 05:00 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第6日2回戦   文星芸大付9―7宮崎学園 ( 2023年8月11日    甲子園 )

<宮崎学園・文星芸大付属>8回、文星芸大・工藤が右前打を放ち、敵失で逆転(撮影・井垣 忠夫)
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 文星芸大付(栃木)が最大4点差をひっくり返す逆転勝利で、07年夏以来16年ぶりの甲子園白星を手にした。

 ヒーローは7回から救援登板した右腕・工藤逞(てい=3年)だった。投げては3回3安打無失点。打っては2点を追う8回無死一、三塁からの右前適時打を右翼手が後逸し、そのままダイヤモンドを一周する逆転打を放った。「みんなが喜んでくれてよかった。自分たちは後半に逆転するチームなので、不安はなかった」。両軍合わせて29安打16得点の乱打戦を制した入江陽主将(3年)は「逃げ切りよりも、逆転して勝つ方が勢いがつく。次の試合につながる」と手応えを口にした。

 高根沢力(つとむ)監督は「甲子園は本当に奇跡が起こるグラウンド。高校野球の根本を実感できた」と振り返った。

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