おめでとう!巨人ドラ1浅野翔吾が待望プロ初安打 松井、坂本、岡本和のプロ初安打は…

[ 2023年8月11日 15:24 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2023年8月11日    東京D )

<巨・D>5回の攻撃を終え、ベンチに戻る際に坂本(左)に迎えられる、この回プロ初安打を放った浅野(撮影・木村 揚輔)
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 巨人のドラフト1位ルーキー、浅野翔吾外野手(18=高松商)が11日に出場選手登録され、同日のDeNA戦(東京D)で「8番・右翼」に入ってプロ初のスタメン出場。通算5打席目にして待望のプロ初安打を放った。

 0―0で迎えた5回、1死一塁で入った第2打席だった。相手先発左腕・東が1ストライクから投じた2球目、内角145キロ直球に詰まってバットを折られながらも左前に運んだ。

 クリーンヒットではなかったものの、さすがに安どしたのか一塁ベース上では控えめな笑顔。プロ初安打の記念球は一度、原監督のもとへいき、指揮官から門脇にポーンと渡される珍しい場面も見られた。

 巨人の高卒野手が1年目に安打を打つのは2019年9月4日の中日戦(前橋)で右前打を放った山下航汰以来4年ぶり。

 なお、1992年ドラフト1位の松井秀喜は93年5月1日のヤクルト戦(東京D)でデビュー2打席目にプロ初安打初打点となる右越え適時二塁打。2006年高校ドラフト1巡目の坂本勇人は07年9月6日の中日戦(ナゴヤD)でデビュー3打席目に決勝の中前2点適時打。14年ドラフト1位の岡本和真は15年9月5日のDeNA戦(横浜)でデビュー3打席目に左越え本塁打してプロ初安打を記録している。

 ◇浅野 翔吾(あさの・しょうご) 2004年(平16)11月24日生まれ、香川県出身の18歳。高松商では2度甲子園に出場し、3年生だった昨夏は初戦の佐久長聖戦で2打席連続本塁打を含む3安打4打点。準々決勝の近江戦でも大会3号となる2ランを含む3安打を放ったが惜敗。22年ドラフトでは巨人、阪神から1位指名を受け、抽選の末に交渉権を得た巨人入りが決まった。高校通算68本塁打。1メートル71、86キロ。右投げ右打ち。推定年俸1200万円。血液型A。

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