阪神・原口 9回代打でトドメの2号「岩崎がいないこともあって1点でも多くという気持ちがあった」

[ 2023年8月11日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5―2巨人 ( 2023年8月10日    東京D )

<巨・神>9回、2ランを放つ原口(撮影・白鳥 佳樹)
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 追いすがる巨人の息の根を止めたのは阪神・原口のバットだった。

 「東京ドームで打つのも久しぶりだった。ホームランになる感覚があまりなかったけど、入ってくれて良かった」

 1点差に迫られた直後の9回1死一塁で鈴木康に代打・糸原。左の高梨への継投に対して代打の代打で登場した。その初球だ。内角低めのスライダーをすくい上げ、左中間席まで運んだ。4月2日DeNAとの開幕3戦目以来の2号でトドメ。東京ドームでは20年6月20日以来で、「岩崎がいないということもあって、1点でも多くという気持ちがあった。しっかり準備はしていた」とうなずいた。

 今回の3連戦は3日間とも円陣で声出しを担当して鼓舞した。梅野と並んで野手最年長の31歳が独走するチームにさらなる勢いをもたらした。

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