巨人　阪神に3連敗で借金生活に逆戻り…7回中田翔のミスで暗転　

セ・リーグ   巨人2―5阪神 （ 2023年8月10日    東京D ）

＜巨・神＞7回、近本に勝ち越し2ランを許した戸郷（中）は原監督から降板を告げられる（撮影・西川祐介）
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　巨人は接戦を落とし、阪神戦今季2度目の同一カード3連敗で借金生活に逆戻りした。対戦成績は4勝12敗1分けとなり、8試合を残して勝ち越しがなくなった。地力の差を見せつけられた原監督は「接戦だけど、相手チームはいいところで一本出て、我が軍はもう一本というところ。3戦ともそうですね」。100試合目で首位の阪神とは今季最大11ゲーム差となった。

　ここまで阪神戦4勝は全て戸郷の登板日。必勝を期したエースは6回まで無失点に抑えたが、7回にミスで暗転した。無死一、三塁のピンチで一塁けん制を中田翔が捕球ミス。その間に三塁走者が生還し、同点。なお、2死一塁で近本に勝ち越し2ランを被弾した。中田翔のミスを原監督は「生涯しないでしょう」とバッサリ。前日のブリンソンの緩慢走塁と同じく、防げるミスを防げないようでは上位進出は望めない。（花里　雄太）