新人王争い メッツの千賀はナ・リーグの3位、レッドソックスの吉田はア・リーグの3位

[ 2023年8月11日 08:19 ]

メッツの千賀(AP)
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 スポーツ専門サイト「ザ・スコア」が10日(日本時間11日)新人王争いでメッツの千賀滉大投手(30)が浮上してきていると報じている。

 千賀は21試合に先発、116回2/3回を投げ、8勝6敗、防御率3・24と安定。新人最多の142三振を奪っている。しかし、本命のダイヤモンドバックスのコービン・キャロル外野手は依然好調で、新人史上初の30本塁打50盗塁を達成するペース。2位はレッズのマシュー・マクレーン内野手で打率・297、12本塁打、40打点の好成績。千賀は3位で、4位は千賀の同僚フランシスコ・アルバレス捕手、5位はジャイアンツのパトリック・ベイリー捕手。

 今年のナ・リーグの新人王争いはレベルが高い。

 ア・リーグは本命だったレンジャーズのジョシュア・ヤング三塁手が親指の骨折で手術を受けたため、約6週間の離脱。新人王獲得は難しくなった。「ザ・スコア」が現時点でトップにしているのはオリオールズのガナー・ヘンダーソン遊撃手。パワーとスピードを兼ね備えたエネルギッシュな選手。19本塁打、62得点で、強肩を生かした守備も抜群だ。

 2位はガーディアンズのタナー・バイビー投手で、18試合に先発、101・2回を投げ、8勝2敗、防御率2・92の好成績だ。レッドソックスの吉田正尚外野手は新人で最多の119安打を打ち、打率・304だが、7月14日以降は成績が下がっていて、ゆえに3位だとのこと。4位はヤング、5位はツインズのエドュアルト・ジュリアン内野手になっている。

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