【甲子園】宮崎学園の斉藤聖覇が3安打1打点 名前の由来の“全国制覇”ならずも躍動

[ 2023年8月11日 20:50 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会 2回戦   宮崎学園7-9文星芸大付 ( 2023年8月11日    甲子園 )

<宮崎学園・文星芸大付>4回、中前適時打を放った宮崎学園・斉藤聖(撮影・岸 良祐)
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 初出場の宮崎学園は逆転負けで初勝利を逃したが、1番の斉藤聖覇外野手(2年)が3安打、1打点、1盗塁と躍動した。

 初回だ。先頭で「チームに勢いを与えるように」と中堅への二塁打を放つと、4回はスライダーに食らいつき中前に適時打。「ギリギリまで引き寄せることができて良かったです」と話した。6回にも右前打と3安打の活躍だった。

 斉藤聖の父は秀史さん。社会人野球の宮崎梅田学園の元監督で18年に初の日本選手権出場に導いた経験を持つ。アルプス席から見つめた父とは、1月からトレーニングジムに通って汗を流してきた。父からは「野球の技術もですけど、最後は気持ちが大事」という精神面の大切さを学んでいるという。

 名前の聖覇は“全国制覇”が由来だ。新チームは同じく2年生の河野伸一朗らが残る。

「また甲子園に来れるように頑張ります」と斉藤聖。まずはセンバツ出場を目指して、チームメートと鍛錬を積む。

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