【甲子園】広陵・中井監督 クーリングタイムに言及「後ろの部屋は27度ぐらいに設定…いすぎると」

[ 2023年8月11日 14:06 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第6日・2回戦   広陵8―3立正大淞南 ( 2023年8月11日    甲子園 )

<広陵・立正大淞南>3回、高尾(左)に声を掛ける広陵・中井監督(撮影・須田 麻祐子) 
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 大会第6日の第2試合では、今春のセンバツ4強で夏は5年ぶり24回目出場の広陵(広島)が8―3で、11年ぶり3回目出場の立正大淞南(島根)に勝利。準優勝した2017年以来6年ぶりの初戦突破を果たした。春夏通算77勝目で、東邦(愛知)と並んで7位となった。中井哲之監督は、春夏38勝目で、池田高の蔦文也元監督、日大三高の小倉全由前監督を抜いて9位となった。

 今大会から暑さ対策として5回終了後に選手が体を冷やし、水分を補給する10分間の「クーリングタイム」が導入されているが、広陵は6回に5得点して逆転し、勝利をつかんだ。

 中井監督は、クーリングタイムについて、「きょうなんか38度ぐらいある。後ろの部屋は27度ぐらいに設定されている。そこにいすぎると、また戻ると体がふわーとしすぎるので。いる時間を考えてとは言っていました」と話した。

 また、自身が首に巻いていたものについては「熱中症対策で高野連の方に用意していただいたので。氷のひょうのうですね。指導者もしていいいんですか?と聞いたら、ぜひ、どうぞということだったので。僕がやったら、僕よりお年が上の人もできるんだろうなって思って。突破口を切りました」と明かし、熱中症で采配を振れなかったことがあることが頭をよぎるかを聞かれると、「ないです。用心はしようと思いますね。蒸すので」と答えていた。

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