【甲子園】台風で甲子園入り遅れた沖縄尚学が初戦突破 防御率0・00の男・東恩納蒼が完封勝利

[ 2023年8月11日 09:43 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第6日2回戦   沖縄尚学3-0いなべ総合 ( 2023年8月11日    甲子園 )

<沖縄尚学・いなべ総合> 5回を無失点で終えた沖縄尚学・東恩納 (撮影・須田 麻祐子) 
Photo By スポニチ

 大会6日目の第1試合は2年ぶり10回目の出場となった沖縄尚学(沖縄)が、7年ぶり3度目の出場となったいなべ総合(三重)に快勝。前回出場した2021年に続く初戦突破となった。

 沖縄大会で決勝の日本ウェルネス戦で完封勝利するなど、計31回1/3を投げ、無失点と防御率0・00を誇ったエース・東恩納蒼(3年)が完封勝利。立ち上がり、先頭から2者連続で空振り三振に仕留め勢いに乗った。6回に連打と野選で1死満塁のピンチを背負ったが、相手5番、6番を二者連続空振り三振に打ち取り、本塁だけは踏ませなかった。

 打線も2回に2死満塁の好機をつくると、9番・大城和平(3年)への押し出し死球で先制。1番・知花慎之助(3年)にも2点二塁打が飛び出し、この回3点を奪い、エース右腕がこのリードを守り切った。これで東恩納は沖縄大会から40回1/3を無失点となった。

 チームは台風6号の影響で甲子園入りが遅れたものの、調整不足を感じさせない試合運びで好発進。次戦は創成館(長崎)との九州対決となる。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月11日のニュース