【甲子園】広陵 逆転で6年ぶり初戦突破!高校62発“ボンズ”真鍋が3打点の活躍

[ 2023年8月11日 12:45 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第6日・2回戦   広陵8―3立正大淞南 ( 2023年8月11日    甲子園 )

<広陵・立正大淞南>あいさつを終え、ベンチへ引き上げる真鍋(右)ら広陵ナイン(撮影・須田 麻祐子) 
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 大会第6日の第2試合では、今春のセンバツ4強で夏は5年ぶり24回目出場の広陵(広島)が8―3で、11年ぶり3回目出場の立正大淞南(島根)に勝利。準優勝した2017年以来6年ぶりの初戦突破を果たした。春夏通算77勝目で、東邦(愛知)と並んで7位となった。中井哲之監督は、春夏38勝目で、池田高の蔦文也元監督、日大三高の小倉全由前監督を抜いて9位となった。

 初回は2死満塁、3回1死三塁と好機をつくったものの無得点だったが、1点を追う4回2死一、二塁から9番・松下水音(3年)が中越え2点適時三塁打して逆転した。その後、逆転を許したが、1点を追う6回2死二、三塁から相手捕逸で3走・只石貫太(2年)が生還して同点に追いつき、2死二、三塁から田上夏衣(3年)の遊撃強襲適時打で勝ち越し。さらに2死満塁から高校通算62本塁打で“広陵のボンズ”の異名を持つ真鍋慧(3年)が左中間への大飛球を放ち、相手左翼手が風の影響を見誤ったこともあり3点二塁打となり、この回4点を勝ち越した。

 7回1死三塁からは高橋陽大(3年)の中前適時打で加点して突き放した。

 投げては、2年生エース・高尾響(2年)が、伸びのある直球と、コーナーに制球されたスライダー、チェンジアップで、島根大会でチーム打率・399をマークした立正大淞南打線相手に粘りの投球を見せて7回3失点。8回からは左腕・倉重聡(3年)、堀田昂佑(1年)とつないでリードを守り切った。

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