【甲子園】創成館　福盛Jr.で1勝　母・英恵さん「主人が投げられないスライダーを投げられるのが凄い」

第105回全国高校野球選手権記念大会第5日2回戦   創成館6―3星稜 （ 2023年8月10日    甲子園 ）

＜創成館・星稜＞3回、打者のスイングをアピールする創成館・福盛（撮影・北條　貴史）
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　父が高校時代に届かなかった聖地での好投だった。創成館の先発・福盛大和が、4回3安打無失点の好投。130キロ台の直球と、90キロ台のカーブの緩急を生かした投球で8年ぶりの夏1勝に貢献した。

　試合後、5選手が対応する取材エリアに登場しなかった福盛について、稙田龍生監督は「元々、ちょっと体調が良くなくて。（この日は）あれがいっぱい、いっぱいだった。もう（体調は）回復しています」と説明した。

　父は楽天などでプロ通算414試合登板、41勝45敗、82セーブの和男氏（47）。都城時代は3年連続で夏の宮崎大会決勝で敗れ甲子園出場はかなわなかった。この日はアルプス席で観戦。元フジテレビアナウンサーの母・英恵（はなえ）さん（46）は「主人が投げられないスライダーを投げられるのが凄い」と笑った。