意表ついた“カジのカーブ” 阪神・梅野「インサイド押し込めて対になるボールが生きた」

[ 2023年8月10日 22:37 ]

セ・リーグ   阪神5-2巨人 ( 2023年8月10日    東京D )

<巨・神> 8回1死一、三塁、空振り三振に倒れ肩を落とす中田翔(撮影・大森 寛明)
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 阪神の7連勝をたぐり寄せたのは“加治屋のカーブ”だった。

 8回、坂本のソロで3―2と1点差に迫られ、なお1死一、三塁で先発・才木をリリーフしたのが加治屋だった。迎えるは中田翔。ストレート2球、フォーク3球で2ボール2ストライクと追い込むと最後は外角低めに鋭く落ちるカーブにバットは空を切った。

 どちらかと言えば、カットボールやフォークが代名詞の右腕にはイメージしにくい意外な1球。試合後、捕手の梅野は「加治屋のカーブだけど…」と聞くと「ナイスボール」と声を弾ませ、勝負球に選択した経緯を口にした。

 「あれは、カジが選択した球で。その前にインサイド攻めきって(内角と)対になるボールを選択できたのはナイスピッチ。中田さんも“おっ”てなってたので。加治屋がインサイド押し込めてたから、対になるボールが生きましたね」。

 打者の意表を突いた会心のウイニングショットになった。2死一、三塁となって加治屋からバトンを受けた島本も代打・岸田を三ゴロ。7連勝の要因となっている救援陣の踏ん張りに梅野は「本当に頼もしいリリーフ陣。シマも最高な投球で。しびれる場面ばかりですけど、ベストピッチをしてくれる投手陣に感謝です」と大粒の汗をぬぐった。

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