巨人ブリンソン、きょうは全力疾走! 内野安打もぎ取る 前夜は“確信歩き”でまさかの単打

[ 2023年8月10日 20:53 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年8月10日    東京D )

<巨・神>延長11回1死満塁、梅野の中ゴロを処理したブリンソンは三塁へ送球(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 巨人のルイス・ブリンソン外野手(29)が阪神戦(東京D)で前夜とは別人のような全力疾走を見せ、内野安打をもぎ取った。

 前日9日の同戦では0―0で迎えた5回の第2打席で中堅フェンス直撃の大きな飛球を放ちながら、本塁打と思い込む“確信歩き”で全力疾走を怠り、単打にするまさかのボーンヘッド。

 試合後、怒りの原辰徳監督(65)からは「あの、なんていうか、申し訳ないね。これ、我々の指導不足だね。あれはもう、ほんとに、志す少年たちに対して、全ての野球人に対して、なんていうか、私自身の指導不足というところで、恥ずかしいプレーでしたね」と厳しいコメントが飛び出し、この日はスタメンを外れてベンチスタートとなった。

 だが、6回から中堅の守備に就いて途中出場。そして、迎えた8回だった。1―3で迎えたこの回、先頭の坂本が1点差に迫る13号ソロ。続いてこの試合の初打席に入ったブリンソンはバットを折りながら遊撃へゴロを転がすと、一塁ベースへ向かって全力疾走。見事に内野安打をもぎ取った。

 なお、ここで代走・増田大が出され、ブリンソンはこの1打席で交代となっている。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月10日のニュース