阪神・佐藤輝が打順6番降格で発奮マルチ安打「それは特に、気にすることなく」

セ・リーグ   阪神5－2巨人 （ 2023年8月9日    東京D ）

＜巨・神＞　7回無死一塁、佐藤輝は右前打を放つ（撮影・大森　寛明）
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　7月16日の中日戦以来、今季7試合目となる6番に打順を下げた阪神・佐藤輝が2安打で奮起した。2回1死でグリフィンの甘く入ったカーブを捉えて右中間へ二塁打。7回1死一塁では直球を詰まりながらも右前に運んで一、二塁と好機を拡大し、続く梅野の先制打を呼び込んだ。

　「（打順降格は）別に…。それは特に、気にすることなく。負けそうになっても粘って、本当にチームとしていい野球ができているのかなと思います」

　何番を打とうが、最大の目的は当然変わらず勝利。打順の変更にとらわれることなく、5試合ぶりの複数安打を記録した。劣勢を追いついた末の延長戦勝利に充実の表情を浮かべ、同一カード3連勝に向けて「それを目指して頑張ります！」と力を込めた。