阪神・中野「人工芝の球場はエラーする気がしない」守備力は名手の域 積み上げた経験値がいきている

[ 2023年8月10日 06:20 ]

セ・リーグ   阪神5-2巨人 ( 2023年8月9日    東京D )

<巨・神> 5回無死、大城卓の打球をさばく中野(撮影・大森 寛明)
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 【記者フリートーク】今季から二塁転向した中野は、すっかり名手の域に達している。この日の巨人戦でも2度、好守を見せた。初回1死で梶谷の、5回先頭で大城卓の、ともに二遊間寄りのゴロを逆シングルで捕球し、華麗に一塁で刺した。「人工芝の球場はエラーする気がしない」と胸を張る。

 プロ3年目。経験値の積み上げが守備力向上に直結している。「入団直後は、どの選手が足が速いとか遅いとか、全然分からなかった」。定位置は一塁まで距離がある遊撃。送球への焦りも出て、失策につながった。だが今は違う。各選手の「足」のデータも頭に入り、二塁は送球の負担もほとんどない。「まず捕ればいいので、気持ちは楽」。首位快走の“守役”は中野だ。(阪神担当・八木 勇磨)

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