快挙!大谷翔平がベーブ・ルース超え史上初2年連続2桁勝利&2桁本塁打 6回1失点に自ら決勝ホーム踏む

[ 2023年8月10日 13:14 ]

インターリーグ   エンゼルス4-1ジャイアンツ ( 2023年8月9日    アナハイム )

<エンゼルス・ジャイアンツ>エンゼルス先発・大谷(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(29)は9日(日本時間10日)、本拠地でのジャイアンツ戦に「2番・投手兼DH」で先発。打っては2打数無安打2四球ながら、投げては6回3安打1失点で今季10勝目を挙げ、史上初の2年連続となる「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した。

 投手・大谷は序盤、制球に苦しんで球数がかさみ3回まで61球。それでも4回以降はきっちり修正し、ジャイアンツ打線を6回まで無安打に抑えた。終わってみれば6回97球を投げ散発3安打。失点は2回に失策が絡んでの1点のみで、自責は0点だった。

 打者・大谷は初回無死一塁で空振り三振。3回1死一塁も見逃し三振に倒れた。0-1の6回無死二塁の好機は申告敬遠で勝負を避けられ、8回の第4打席は四球で2打数無安打2四球だった。

 打線は0-1の6回無死二塁から大谷が申告敬遠で歩かされ、無死一、二塁にすると後続が奮起。続くドゥルーリーが左前に同点打。なおも一、二塁からムスタカスには11号3ランが飛び出し、逆転に成功。結果的に決勝のホームは大谷が踏んだ。

 頼みの救援陣もソリアーノ、ムーア、エステベスとつなぎリードを死守。大谷は10勝目をつかみ、「野球の神様」であるベーブ・ルースも成し得なかった史上初の2年連続となる「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した。

 チームも連勝を飾り、これで借金を完済。勝率5割に復帰した。

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