日本ハム・山田遥楓 明暗分けた2つのトス…先制点防ぐ美技のち先制点招くエラー 12球団最悪72失策

[ 2023年8月9日 20:21 ]

パ・リーグ   日本ハム―西武 ( 2023年8月9日    エスコンF )

<日・西>5回、蛭間の打球を処理し一塁に悪送球した山田(撮影・高橋 茂夫)
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 9番・二塁で先発出場した日本ハム・山田遥楓(26)が先制点を防ぐ美技を決めたが、その後先制を許す失策を犯した。

 来日後初先発のマーベルを救った。2回、先頭の4番・マキノンにストレートの四球を与えると、外崎に中安打され無死一、二塁のピンチを招く。しかし、ここからギアを上げたマーベルは栗山を空振り三振に斬る。続く佐藤龍の打球は中堅に抜けそうな鋭い当たりだったが、山田がスライディングキャッチして二塁にトス。鮮やかなプレーで併殺を完成させて先制のピンチを脱した。

 しかし、5回は逆に守備でピンチを招いてしまった。マーベルはテンポよく2死を奪ったが、岸に死球を与える。続く蛭間の打球は右手で握り直して一塁に投げてもアウトになりそうなタイミングだったが山田はグラブトスを選択して送球が逸れた。二、三塁とピンチを広げてしまい、源田とペイトンに連続適時打を許してこの回3点を失った。

 12球団ワーストの日本ハムの失策数は72まで膨れ上がった。

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