巨人グリフィン 7回1失点好投も6勝目ならず 中田翔逆転2ラン直後、鈴木康が同点弾浴びる

[ 2023年8月9日 20:28 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年8月9日    東京D )

<巨・神>7回無死、大山(左)を左飛に打ち取り雄たけびを上げるグリフィン(撮影・小海途 良幹)
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 巨人の新助っ人左腕、フォスター・グリフィン投手(28)が阪神戦(東京D)で来日17度目の先発登板。7回5安打1失点と好投するも打線の援護に恵まれず、今季6勝目を手にすることはできなかった。

 相手先発右腕・ビーズリーとの投げ合いで、互いにゼロ行進。ビーズリーが5回3安打無失点で先に降板するなか、グリフィンは続投して援護を待った。

 だが、0―0のまま迎えた7回、1死からノイジーに四球を与え、佐藤輝、梅野の連打でついに1点先制を許した。

 その裏、味方打線は2死からブリンソンの左中間への飛球を阪神の左翼・島田が落球して2死二塁。ここで代打・中田翔が左中間スタンドへ13号2ランを放ち、巨人が2―1と逆転した。

 グリフィンはここで降板。そのまま勝てば6勝目となるところだったが、直後の8回に2番手右腕・鈴木康が中野に2号同点弾を浴びてグリフィンの勝利投手はなくなった。

 グリフィンの投球内容は7回で打者26人に対して99球を投げ、5安打1失点。7三振を奪い、与えた四球は2つ、直球の最速は150キロだった。

 前回登板した2日のヤクルト戦(東京D)では初回に自らの失策絡みで2点先制を許すも打線の初回3点、2回3点という大量援護に守られて立ち直り、7回3安打2失点(自責0)という好投で5月20日の中日戦(東京D)以来8試合&74日ぶりとなる来日5勝目(5敗)をマークしていた。

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