巨人、猛追及ばず9日にも自力V消滅危機 岡本は3戦連発31号、6戦9発はプロ野球史上初

[ 2023年8月9日 05:20 ]

セ・リーグ   巨人6-7阪神 ( 2023年8月8日    東京D )

<巨・神>6回、2ランを放つ岡本和(撮影・会津 智海)
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 巨人は総力戦の末に首位・阪神に敗れ4位転落。原監督は「ワンサイド的になるゲームをしぶとくみんなで。一歩届かなかった」と悔しさをにじませた。

 先発の菅野は2回2/3を5失点。打線は6回に岡本和が最近6試合で9本目、3戦連発の31号2ランなどで追い上げた。3点を追う8回は1点を返し、なお1死一、二塁で岡本和の左中間二塁打で同点の生還を狙った一塁走者の秋広が本塁憤死。一度はセーフ判定も相手のリクエストが成功して覆った。

 坂本が右脚を痛め3回に代打を送られ、捕手の大城卓は守備でバットが頭に当たるアクシデントで7回守備から交代。9回に中田翔が四球で出塁も野手が小林しか残っていない状況で代走を送れなかった。阪神と9ゲーム差。9日も負ければ自力Vの可能性が消える。 (川島 毅洋)

 ≪王さんは7戦9発≫岡本和(巨)が31号。2日ヤクルト戦からは2→2→0→1→3→1と6戦9発の固め打ち。これまで7戦9発は64、70、72年王貞治(巨)、13年バレンティン(ヤ)と2人(4度)いたが、6戦9発は岡本和が初めて。

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