エンゼルスが逃げ切り勝ち 8月初勝利で連敗7でストップ 先制打で4の1の大谷翔平も安堵の笑み

[ 2023年8月9日 13:15 ]

インターリーグ   エンゼルス7-5ジャイアンツ ( 2023年8月8日    アナハイム )

<エンゼルス・ジャイアンツ>初回、ムスタカスの適時打で生還した大谷はナインの出迎えを受ける(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(29)が8日(日本時間9日)、本拠地でのジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席で先制の中前適時打を放ち、4打数1安打だった。チームは接戦を逃げ切り、連敗を7で止めた。

 大谷は初回無死二塁の好機で二遊間を破る中前適時打。二塁走者・レンヒーフォを本塁へ迎え入れ、連敗中のチームに勢いをもたらした。この一打をきっかけにムスタカス、レンフローにも適時打が飛び出すなど初回だけで5安打4得点。試合を優位に進めた。

 2回1死二塁の第2打席は中飛、5回の第3打席は右直、7回の第4打席は遊ゴロ、8回2死三塁の好機では勝負を避けられ申告敬遠だった。

 試合はエンゼルスが4点を先制も先発・ジオリトが3回に3失点。1点差に迫られたものの5回にドゥルーリーが15号ソロを放つと、7回にはムスタカスの右犠飛で再びリードを3点差に広げた。

 ところが、肝心の救援陣がピリッとせず、6-3の8回に3番手・リオーネが2ランを被弾。再び1点差に迫られ雲行きが怪しくなった。それでもその裏、代打・タイスの中犠飛で再び7-5とリードを広げた。

 前日は1点差の9回に守護神・エステベスが打ち込まれ、逆転負けを喫したが、この日はリオーネがリードを死守。逃げ切り勝ちを収め、大谷も安堵の笑みを浮かべた。

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