7連敗中のエンゼルスは大谷翔平の先制打から初回に5安打4得点も…先発・ジオリトが3回に3失点

インターリーグ   エンゼルス－ジャイアンツ （ 2023年8月8日    アナハイム ）

＜エンゼルス・ジャイアンツ＞初回、ムスタカスの適時打で生還した大谷はナインの出迎えを受ける（撮影・沢田　明徳）
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　エンゼルスの大谷翔平投手（29）が8日（日本時間9日）、本拠地でのジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席で3試合連続安打となる先制打を放った。

　初回、先頭・レンヒーフォが右翼線二塁打でチャンスメーク。打席に入った大谷は外角中心の攻めにあったものの3ボール1ストライクからの5球目、逆球となり内寄りに来た変化球をつまりながらも中前へ運び、二塁走者・レンヒーフォを本塁へ迎え入れた。

　大谷の一打で勢いづいた打線は、続くドゥルーリーも左前打で一、二塁と好機を拡大すると、4番・クローンは空振り三振に倒れたものの5番・ムスタカスが右前適時打。二塁走者の大谷が生還し、2点目を奪った。さらに2死一、二塁から7番・レンフローも2点二塁打。この回、5安打で4点と大量リードを奪った。

　ところが、先発・ジオリトが3回につかまり一挙3失点。4点あったリードはわずか1点となった。それでも5回にドゥルーリーが右越えソロを放ち、2点差とした。

　大谷の第2打席は中飛、5回の第3打席は右直。エンゼルスは泥沼の7連敗中だけにさらなる打線の爆発に期待がかかる。