ヤクルト左腕・山本プロ2勝目　同点にされるも広島・秋山のバットをへし折りピンチ脱出「感謝しかない」

セ・リーグ   ヤクルト5―4広島 （ 2023年8月8日    神宮 ）

＜ヤ・広＞ヤクルト4番手の山本（撮影・篠原岳夫）
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　4番手で登板した山本が、6月20日の楽天戦以来となるプロ2勝目を挙げた。

　1点リードの7回1死二塁でマウンドへ。代打・松山には左翼線へ安打性の打球を打たれたが、左翼・内山のダイビングキャッチに救われた。

　その後に2死一、三塁となり、小園の打球は難しい回転で転がった遊ゴロ。これが内野安打となって同点に追いつかれたが、続く一、二塁のピンチでは秋山のバットをへし折って投ゴロに抑えた。

　その裏に打線が勝ち越してのプロ2勝目に「今日は野手の皆さんに守ってもらって、打ってもらってなんで。感謝しかない」と山本。

　ピンチの場面での登板に「中継ぎはみんな頑張っている。僕もそのピースの一つに入りたい。気持ちで負けたら元も子もないので。絶対に抑えてやる、と」。昨年7月にロッテからトレードで移籍してきた左腕。貴重な働きを続けている。