西武・松井監督　8回116球2失点の高橋を称賛「さすがエース」激走2度の中村も「ナイスでしょう」

パ・リーグ   西武6―3日本ハム （ 2023年8月8日    エスコンF ）

＜日・西＞高橋を勝利のハイタッチで迎える松井監督（撮影・高橋　茂夫）
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　西武がエース高橋で連敗を止めた。高橋光成投手（26）は8日、日本ハム戦（エスコンF）に今季19度目の先発登板。8回116球4安打6奪三振2失点の力投で今季9勝目（6敗）を挙げた。

　松井稼頭央監督（47）は試合後、気迫の投球を見せた高橋について「本当に8回までよく投げてくれたと思うし。これから6連戦続く中で先発がああやって1回でも多く投げてくれるのは、リリーフの負担もそうですけど、カード頭でね。さすがエースだなと思いました」と称賛。打線については初回の3得点に「本当に素晴らしい攻撃だった」と目を細めた。

　松井監督との主なやりとりは以下の通り。

　――初回いい攻撃。

　「本当に素晴らしい攻撃だった」

　――好投手の加藤貴からだけにより価値がある。

　「加藤君ということで本当に甘い球をしっかりとよう打ってくれたと思うし。効果的に得点重ねられましたからね。ナイスバッティングだったと思います」

　――初回のヒット5本はいずれも追い込まれてからだった。

　「そこはもう打者が状況も含めて配球も含めてでしょうけどね、しっかりと狙いを絞って打ってくれたと思うし。それにしっかりと一発で仕留めてくれましたからね」

　――蛭間は1番で初球から積極的に。

　「本当に攻撃的かつ、しっかりと球を見ながら結果もそうですけどね。良かったんじゃないかな」

　――中盤にもしっかり追加点取って流れ良かった。

　「本当にこう一点一点積み重ねて、光成を少しリズム良く投げられたと思うしね。本当に良く、加藤君に素晴らしい攻撃ができたんじゃないかと思います」

　――中村は4回に好走塁。

　「あそこの1点は大きかったですよね。一つの判断で1点取れたというのは。あそこの1点というのは非常に大きな1点だったんじゃないでしょうかね」

　――15日に40歳になるとは思えない。

　「打球判断も含めて動きの良さもそうですけど。ナイスでしょう」

　――蛭間一番はいつかやってみたかった。

　「どうなんでしょうかね。蛭間1番でもどうだろう、分からないです。それにしても本当にいい１番の姿を見せてくれたと思うし。1番でも当然7番でもほかの打順でも何番になるかはもちろん分からないですけど」

　――高橋は8回まで投げた。

　「初回も本当に球数使いながら粘り強く投げてくれたと思うし。今日真っすぐの角度が横から見ていても凄いあったなと思って。真っすぐ非常に良かったんじゃないでしょうかね」

　――すぐ2回で切り替えられる修正力。

　「本当に8回までよく投げてくれたと思うし。これから6連戦続く中で先発がああやって1回でも多く投げてくれるのは、リリーフの負担もそうですけど、カード頭でね。さすがエースだなと思いました」

　――8回116球。球数で完投は考えなかった。

　「もう光成と。8回で十分じゃないですか。完封も2回して、後もよく投げてくれているのでね。8回投げてくれたら」

　――蛭間は左に高打率。

　「どうなんでしょうね。分からないです。本人もその中でいろいろと工夫して振っていきながら、タイミングを合わしてくれていると思うし。もちろん右投手に対してもいい時もあるでしょうけど、左投手にも。僕は左に左で立ったことないので。そこはしっかりと振りながら合わしてくれているのかなと思いますけどね」