オリックス・由伸 リーグトップ11勝目 7回無失点で投手3冠守る 貯金最多21で2位ロッテと6差に

[ 2023年8月8日 20:52 ]

パ・リーグ   オリックス2-0ロッテ ( 2023年8月8日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>6回を投げ終え笑顔の山本、若月(撮影・長久保 豊)
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 首位を快走するオリックスは、8日のロッテ戦(ZOZOマリン)にエースの山本由伸投手(24)が先発。7回無失点の好投でリーグトップとなる11勝目を挙げた。チームは今季最多の貯金21とし、2位ロッテとのゲーム差を6に広げた。

 5ゲーム差をつける2位との直接対決3連戦の先陣を切る右腕は「後半に入って、どの試合も大事な一試合になってくると思う。いつも通り自分ができることを全力でやっていきたい」と試合前に意気込みを語っていた。

 今季のロッテ戦は2試合に登板して1勝1敗。対戦は4月29日以来、敵地では4月14日以来、約4カ月ぶりで「マウンドの感触もそうだが、風の状況なども当日に確認しながら合わせていきたい。打線としてつながってしまうと勢いに乗ってくるイメージがあるので“線”としてつながらないように打者一人一人としっかりと勝負していければ」と気を引き締めていた通り、初回から丁寧なピッチングで得点を許さなかった。

 打線は初回からエースを援護。先頭打者・太田が相手先発・カスティーヨが投じた初球をフェンス直撃の二塁打とすると、2死から4番・中川が中堅への適時二塁打を放った。3回にはこの日誕生日を迎えた森が復帰後初安打となる適時三塁打を放ち追加点。

 山本は要所を締めて7回を110球4安打4奪三振で無失点に抑えた。8回は山崎颯、9回は平野佳がつないで零封継投。山本はリーグトップとなる11勝目を挙げ、防御率は1.57となり、勝率と合わせたパ・リーグ投手3冠を守った。

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