巨人・岡本和真 原監督の「和真、いた?」から驚異の6戦9発 セ界トップ独走31号

[ 2023年8月8日 20:28 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年8月8日    東京D )

<巨・神>6回1死一塁、岡本和は左越え2ラン(撮影・小海途 良幹)
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 巨人の主砲・岡本和真内野手(27)が阪神戦(東京D)で今季2度目の3戦連発&直近6戦9発目となる31号2ラン。5点ビハインドから1点差に迫る効果的な一発を放った。

 「4番・一塁」に入って先発出場。2―5で迎えた6回だった。1死一塁で入った第3打席だった。相手先発右腕・西純がカウント2―2から投じた5球目、外角フォークボールを叩くと、打球は左翼後方のバルコニー席に飛び込む特大の31号2ランとなった。

 打った瞬間、それと確信する当たりにベンチも大盛り上がり。先発マウンドに上がった菅野が3回途中5失点KO、坂本が3回でベンチに下がるアクシデント続きのなかで主砲兼主将が魅せた。

 岡本和はこの日と同じく菅野が先発投手を務めた8月1日のヤクルト戦(東京D)で得点圏も含めて4打数無安打に終わり、チームは0―1で敗戦。試合後には原辰徳監督(65)から「和真、いた?きょう」と強烈な一言をもらった。

 だが、それから一夜明けた2日の同戦で決勝弾を含む2発3打点と大暴れ。3日の同戦も決勝弾を含む2発3打点で自身初の2戦連続マルチ本塁打を達成した。

 4日の広島戦(マツダ)は1安打したものの不発で、プロ野球タイ記録となる3戦連続マルチ本塁打はならず。だが、5日の同戦で1本塁打すると、6日の同戦では自身初となる1試合3発を放って6年連続30本塁打に到達していた。

 ▼岡本和 打ったのはフォークです。点差があったので、次につなごうと思った結果がいいホームランになりました。

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