巨人・原監督 背信の3回途中5失点KO…菅野について語らず「どうでしょう。もう皆さんに任せます」

[ 2023年8月8日 22:03 ]

セ・リーグ   巨人6―7阪神 ( 2023年8月8日    東京D )

<巨・神>8回、追いつくことが出来ず厳しい表情の原監督(右)=撮影・小海途 良幹
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 巨人は先発マウンドに上がった菅野が3回もたずに5失点KOと大誤算。主砲・岡本和の3試合連発&6戦9発目となる31号などで追い上げたが1点及ばず、43日ぶりの単独3位浮上からわずか1試合で4位に転落した。9日も阪神に敗れると、自力Vの可能性が消滅する。

 また、大黒柱の坂本が古傷の右太腿裏を気にする仕草を見せて3回で途中交代。6回に佐藤輝が空振りしたバットが顔面を直撃してマスクが吹っ飛んだ正捕手の大城卓も7回からベンチに下がっている。

 試合後、原辰徳監督(65)との主なやりとりは以下の通り。

 ―――あと一歩だった。

 「ねぇ、まぁ、ワンサイド的にね、なるゲームをしぶとくみんなで、一歩届かなかったという感じでしたね」

 ――8回の秋広のアウト。

 「まぁ、あの、こっちのベストのプレーで、あそこは行かせるという判断のなかでね、行かせるべきだし、いいボールが返ってきたということですね」

 ――菅野は。

 「どうでしょう。もう皆さんに任せます」

 ――岡本和は勢い続く。

 「そうですね。あの場面で初球から打てるというのはね、素晴らしいと思いますね」

 ――打線がこれだけ追い上げたなら、序盤の失点がもったいなかった。

 「そりゃどんなゲームでもそうですよ。やっぱり主導権を握るということが大事ということでしょうね」

 ――坂本が交代。直前に足を少し。

 「そうですね、大事には至らないとは思うんですが、きょうに関しては最善の策を、というところですね」

 ――大城卓の交代はスイングが当たった影響か。

 「そうですね。かなり嫌な部分ですね。かなり腫れていたので。あそこ打席には何とか行ってもらいましたけどね」

 ――あす以降は。

 「大事に至らないことを願うということですね」

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