12戦連続安打中の勢いそのまま! 阪神・近本、いざ“鬼門打破”へ巨人戦 東京ドームでは打率・192

[ 2023年8月8日 05:15 ]

阪神・近本
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 東京ドームも怖くない。8日からは敵地での巨人3連戦。宿敵の絶好調男が岡本和なら、猛虎は近本だ。打線をけん引する期待のリードオフマンが“鬼門打破”に挑む。

 「(ビジターで試合が続く)8月は大事だと思っている。9月も大事ですけど、みんなで頑張ります」

 一戦必勝が続く8月戦線へ、改めて強い意気込みを示した。ただ、意外にも苦手としているのが東京ドーム。5年目の今季も巨人戦の対戦成績は打率・271、2本塁打、7打点と安定した結果を残すが、東京ドームでは打率・192と苦戦しているのだ。

 しかし、心配はいらない。7月25日の巨人戦から12試合連続安打中で、その間の12試合の打率は・389(54打数21安打)。右肋骨骨折から戦列復帰した7月22日以降、切り込み隊長と同様にチームも10勝3敗1分けと好調だ。今季最多タイの貯金18。打って、走っての活躍を見せれば、勝利に直結することは結果に表れている。

 前日6日のDeNA戦では5年連続100安打にも到達。ただ、「全く思うところはない」と、自らの数字よりもチームの勝利を最優先事項に掲げる。前回4日からのDeNA3連戦でチームは横浜スタジアムでの連敗を13で止めるなど同一カード3連勝で鬼門を突破。きょう8日からの巨人戦で2連勝すればDeNAに続き、巨人の自力優勝の可能性も消滅する。背番号5が、東京ドームの壁を乗り越えれば、独走気配の漂う猛虎は、手がつけられなくなる。 (石崎 祥平)

 ○…阪神はきょう8日からの巨人戦に連勝すれば、巨人の自力優勝の可能性を消す。10日までの3連戦で2勝1敗か1勝2分けでも巨人の自力Vは消えるが、この間DeNAが中日3連戦全勝などで自力Vを復活させることがある。

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