エンゼルス今季ワースト泥沼7連敗 大谷一時逆転導く激走二塁打、史上最速「40発&15盗塁」到達も

[ 2023年8月8日 13:28 ]

インターリーグ   エンゼルス3ー8ジャイアンツ ( 2023年8月7日    アナハイム )

エンゼルス・大谷翔平
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(29)が7日(日本時間8日)、本拠地でのジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。4打数2安打をマークしたが、チームは1点リードの9回に逆転を許し、3-8で敗戦。今季ワーストの7連敗を喫した。

 1点リードの9回、エステベスが打ち込まれて痛恨の逆転を許した。エンゼルスは8月未だ白星がなく、今季最長の7連敗。借金2でワイルドカード圏内まで8ゲーム差に後退した。9年ぶりのポストシーズン進出がまたも遠のいた。

 相手先発は昨年まで2年連続で2桁10勝以上をマークし、今季もすでに9勝(9敗)を挙げ、防御率3・45を残しているエース右腕・ウェブ。

 初対戦となった大谷は初回の第1打席で、シンカーやチェンジアップなど動く球で翻弄するウェブの投球を見極めながら、チェンジアップを一閃。111・4マイル(約179キロ)の痛烈な中前打となった。

 さらに、ムスタカスの打席では4試合ぶりの二盗を決め、今季15盗塁とした。チーム115試合目で40本塁打と15盗塁を達成したのは史上初。これまでの最速は120試合で到達した1998年ケン・グリフィー・Jrだった。

 第2打席は一ゴロ。6回先頭で迎えた第3打席では外角への変化球を拾い、右手一本で右中間へ。打球方向を見ながら一気に加速して二塁へ到達した。2死からクローンの中前適時打で同点のホームイン。モニアクが中前適時打と敵失の間に勝ち越した。第4打席は右飛だった。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月8日のニュース