大谷翔平 逆転導く激走二塁打 右手一本技あり、今季34度目マルチ! 「ゴロ王」右腕攻略

[ 2023年8月8日 12:10 ]

インターリーグ   エンゼルスージャイアンツ ( 2023年8月7日    アナハイム )

エンゼルス・大谷翔平
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 エンゼルスの大谷翔平投手(29)が7日(日本時間8日)、本拠地でのジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。第3打席でこの日2本目となる安打を放った。

 相手先発は昨年まで2年連続で2桁10勝以上をマークし、今季もすでに9勝(9敗)を挙げ、防御率3・45を残しているエース右腕・ウェブ。ゴロ率はメジャートップ61・3%という打たせて取るタイプだ。

 初対戦となった大谷は初回の第1打席で、シンカーやチェンジアップなど動く球で翻弄するウェブの投球を見極めながら、チェンジアップを一閃。111・4マイル(約179キロ)の痛烈な中前打となった。さらに、ムスタカスの打席では4試合ぶりの二盗を決め、今季15盗塁とした。第2打席は一ゴロだった。

 6回の第3打席では外角への変化球を拾い、右手一本で右中間へ。打球方向を見ながら一気に加速して二塁へ到達した。2死からクローンの中前適時打で同点のホームイン。モニアクが中前適時打と敵失の間に勝ち越した。

 前日のマリナーズ戦では4打数1安打。初回に2試合ぶりの安打となる中前打を放ったが、チームは延長の末に敗れ今季2度目の6連敗を喫した。

 8月未だ白星がなく、今季最長タイとなる6連敗。借金1でワイルドカード圏内まで7ゲーム差に後退している。9年ぶりのポストシーズン進出が遠のく中、踏ん張りどころとなっている。

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