【甲子園】前橋商・住吉監督「適時打が出なかったのが痛かった」毎回の10安打も1点止まり

[ 2023年8月8日 14:22 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会 1回戦   前橋商1-7クラーク国際 ( 2023年8月8日    甲子園 )

<前橋商・クラーク> 前橋商・住吉監督 (撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 大会3日目の第2試合は、3年ぶり6度目の出場となった前橋商が、7年ぶり2度目の出場となったクラーク国際(北北海道)に敗戦。2010年以来13年ぶりの夏勝利を逃した。

 前橋商は先制を許した直後の3回裏、2死三塁から小池絆(2年)の左前適時打ですぐさま同点に追いついた。1-1のまま試合は終盤に入ったが、7回に失策から勝ち越しを許すと、8回にも失策が絡んで5点を奪われ突き放された。結果的に相手を上回る毎回の10安打を放ったものの得点は1点にとどまった。

 試合後、住吉信篤監督は「やっぱりヒットは出るんですけど、新岡くんの走者が出てからのピッチングが素晴らしくて、タイムリーが出なかったのが痛かった。8回のところでちょっと我慢しきれなかったり打球も不運なのがあったり、そういったところは残念です」と13年ぶりの夏1勝を逃し悔しがった。

 相手エース・新岡については「ファーストストライクの変化球は必ず振ろうということで、打者有利のカウントの時は真っ直ぐが多いということで、その2つを確認していたが、振りにいっても捉えきれずに初回、2回も2死からの走者だったので、もう一つ流れがつかみきれなかった」とした。

 エース・坂部羽汰(3年)を7回2失点でさげ、8回からは2番手・清水大暉(2年)が登板。ただ、守備の乱れが響きこの回に5失点と突き放され「うちとしては描いたような展開で、1点ビハインドだったんですけど競って8回までいけたんですけど、そこで守備もそうですけど我慢しきれなかったところがあるので、でも打球は強い打球を打たれていたので、クラークさんの打線が良かった」と相手チームの力が上回ったとした。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月8日のニュース