【甲子園】140発の佐々木麟封じは「満塁でも申告敬遠」 次戦のクラーク佐々木監督「1点だったらいい」

[ 2023年8月8日 14:02 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会 1回戦   クラーク国際7-1前橋商 ( 2023年8月8日    甲子園 )

<花巻東・宇部鴻城>4回、適時打を放つ花巻東・佐々木麟(撮影・藤山 由理)
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 大会3日目の第2試合は7年ぶり2度目の出場となったクラーク国際(北北海道)が3年ぶり6度目の出場となった前橋商を終盤突き放し、甲子園で悲願の初勝利を手にし、北北海道勢として12年ぶりの白星をつかんだ。

 駒大岩見沢でも指揮を執った佐々木啓司監督はこれで昭和、平成、令和と3元号での勝利を達成。クラーク国際としての甲子園初勝利に「もう10年目になりますけど、勝ててほっとしましたね。一番最初のチームを思い出しながら、ここまで来たんだなってことでほっとしてます」としみじみと語った。

 これで次戦の相手は高校通算140本塁打をマークしている佐々木麟太郎を擁する花巻東(岩手)に決定。指揮官は「申告(故意四球)もあるかもしれないよ。満塁でもね」と言及。

 そして、「やっぱりね、満塁で申告(故意四球)で1点だったらいいんじゃないですか。そういう太っ腹を持ちながら戦うのが夏かもしれない」と見据えた。

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