【甲子園】高校通算140発の花巻東・佐々木麟太郎が聖地初安打！徹底した内角攻めに対応　スタンドも沸く

第105回全国高校野球選手権記念大会　1回戦   花巻東－宇部鴻城 （ 2023年8月8日    甲子園 ）

＜花巻東・宇部鴻城＞初回、安打を放つ花巻東・佐々木麟（撮影・藤山　由理）
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　大会は3日目を迎え第1試合は4年ぶり11度目の出場となった花巻東（岩手）が、4年ぶり3度目の出場となった宇部鴻城（山口）と対戦。「高校四天王」の一人で通算140発の花巻東の佐々木麟太郎（3年）は第1打席で左前打を放ち、甲子園初安打をマークした。

　初回2死、佐々木が打席に入ると相手バッテリーは徹底した内角攻めを敢行。ただ、佐々木も苦にすることなく3ボール1ストライクからの5球目、内角よりの直球を左前へ運んだ。

　昨春の選抜で初めて甲子園の土を踏んだが、初戦の市和歌山戦は4打数無安打2三振1死球。チームも惜敗し聖地で快音を響かせることができなかった。夏の出場は今回が初めて。大会屈指のスラッガーとして注目が集まる中での一戦で待望のHランプを灯した。