巨人・坂本勇人に3回で「代打・中山」 東京ドームざわめく 直前に右太腿裏を気にする仕草も

[ 2023年8月8日 19:40 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年8月8日    東京D )

<巨・神>初回、見逃し三振に倒れ引き揚げる坂本(撮影・会津 智海)
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 巨人の坂本勇人内野手(34)が阪神戦(東京D)に「2番・遊撃」で先発出場するも3回に代打を出され、途中交代するアクシデントがあった。

 0―5で迎えた3回裏の攻撃だった。1死一塁の場面で坂本に打席が回ると、代打・中山のコール。直前の3回表には中野の遊ゴロを処理して一塁に送球し3アウト目を取っていたこともあり、東京ドームがざわついた。

 坂本は1番に定着しかけていた6月23日の広島戦(マツダ)で初回に内野安打を放ったが、一塁への走塁中に右太腿裏を痛めて途中交代。翌24日に登録抹消となり、27日には右大腿二頭筋長頭肉離れと診断された。

 35日ぶり復帰戦となった7月28日の中日戦(東京D)ではいきなり3安打3打点の活躍。8月2日のヤクルト戦(東京D)では2打席連続本塁打を含む3安打3打点と再び活躍していた。

 坂本は3回表、中野の遊ゴロを処理する前に右太腿裏を気にして自ら手で触る仕草を見せており、顔をしかめてベンチに戻った。

 ベンチ内では阿部ヘッドコーチやトレーナーらと厳しい表情で話し合い、代打が出された。その後、阿部ヘッドが原監督に報告するシーンも見られている。

 巨人は坂本と同じ7月28日に再登録された丸が左膝蜂窩(ほうか)織炎のため8月3日に再抹消されたばかり。坂本も再離脱となれば大きな痛手となるのは間違いなく、状態が心配される。

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