落合博満氏　首位と8差も巨人の逆転V「可能性は十分」149球完投の戸郷を絶賛「先発投手のあるべき姿」

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（69）が6日、NHK「サンデースポーツ」（日曜後9・50）に出演。セ・リーグの優勝争いについて語った。

　6日現在、阪神が2位・広島に2.5差をつけ首位をキープしている。3位にはDeNAに代わり巨人が43日ぶりに浮上。今後の巨人について落合氏は「追い上げてくる可能性は十分にある」と言い切った。

　8月に入り、3度のマルチ本塁打など6試合で8本塁打と絶好調の岡本和に加え、戦列復帰した坂本ら優勝経験者も豊富。首位と8ゲーム差ながら巻き返しの可能性を示唆した。

　「戸郷一人では心もとない」とし、菅野ら他の投手陣の奮起に期待しながらも、3日のヤクルト戦で続投を志願し、149球完投した戸郷について「人には勝負をゆだねない。先発投手のあるべき姿」と称賛した。