愛工大名電 “鬼門”初戦敗退…先発・笹尾が8回途中2失点と好投も 前回大会8強

[ 2023年8月7日 19:41 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会 1回戦   愛工大名電1-2徳島商 ( 2023年8月7日    甲子園 )

<愛工大名電・徳島商>甲子園の土を拾う愛工大名電ナイン(撮影・井垣 忠夫)
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 第105回全国高校野球選手権記念大会第2日が7日、甲子園球場で行われた。第4試合では3年連続15度目出場で全国最多173チームの代表である愛工大名電(愛知)と、12年ぶり24度目出場の徳島商(徳島)が対戦。前回大会8強の愛工大名電は惜敗で初戦で姿を消した。

プレイボールは午後5時40分開始となり、第1日の第3試合である仙台育英(宮城)と浦和学院(埼玉)の対戦に続く点灯試合となった。

 愛工大名電は愛知大会6試合で18犠打、8盗塁と機動力と堅い守りで3大会連続出場を決めたが、この試合でも初回から好守が飛び出した。

 1死二塁から徳島商の3番・森口が捉えた打球を右翼の寺田がダイビングキャッチ。先発マウンドに上がったエースの笹尾を初回から守備が盛り立て、先制のピンチをしのいだ。愛工大名電はその裏、5番・加藤の適時打で先制に成功した。

 しかし、3回に逆転を許すと、その後は主導権を徳島商に握られた。7回2死走者なしから代打・小島が中安打、代走・角が盗塁に成功し、ベンチメンバーがチャンスを演出したが、後続が倒れ同点とはならなかった。先発の笹尾が8回途中2失点と好投するも、追加点を奪えなかった前回大会8強の愛工大名電がまさかの初戦敗退となった。

 名門にとって“鬼門”の初戦。夏15度目の出場で初戦敗退は11回目となった。

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