【甲子園】「中投中投中投中投」「投左投左投左投」「左中左中左中左中」 英明ブーメラン継投に仰天の声

[ 2023年8月7日 18:22 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会 1回戦   英明6-7智弁学園 ( 2023年8月7日    甲子園 )

<智弁学園・英明>3回2死一、二塁、下村(左)に代わってマウンドに上がった英明・寿賀(撮影・北條 貴史)
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 第105回全国高校野球選手権記念大会第2日が7日、甲子園球場で行われた。第3試合ではと12年ぶり3度目出場の英明(香川)が、2年ぶり21度目出場で今春近畿大会王者の智弁学園(奈良)に延長戦の末敗れ、12年ぶりの夏白星はならなかった。

 エースの下手投げ・下村と左腕・寿賀を7度入れ替える細かい継投で智弁学園の猛追をしのいだが、最後は寿賀がサヨナラスクイズを許して万事休した。打線も5回までに2点をリードしたが、6回以降は追加点を奪えなかったのも痛かった。

 英明の香川純平監督は下村と寿賀の2投手を細かく継投したことについては「プラン通り。バッターを見て、相性を見て起用しましたが、最後は私の起用がどうだったか…選手は良くやってくれた」と振り返った。

 最終的に下村は「投左投左投左投」、寿賀は「中投中投中投中投」、さらに左翼で先発した百々(どど)も投手交代に絡んで「左中左中左中左中」と、ポジションを行ったり来たり大忙しだった。

 ネット上では「凄いなこりゃ」「こんなん初めて見た」「コマンドみたい」「こんな守備の変更はもう見ないかもな」「高校野球らしくて好き」「百々選手は今、自分がレフトなんかセンターなんか分からんくなりそう」「英明の選手ピッチャー交代で外野からこんだけ走ったら疲れるよね お疲れ様です」などとコメントが相次いだ。

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