【甲子園】履正社・増田、7回無失点投球に「ストライク先行で勝負することができた」

[ 2023年8月7日 13:25 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第2日   履正社6―0鳥取商 ( 2023年8月7日    甲子園 )

<鳥取商・履正社>履正社先発・増田(撮影・平嶋 理子)
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 第105回全国高校野球選手権記念大会第2日が7日、甲子園球場で行われた。第2試合では、4年ぶり5回目の出場の履正社(大阪)が投打をかみ合わせて、6―0で2年連続4回目の出場の鳥取商(鳥取)に勝利。今大会の優勝候補が、2019年以来の全国制覇に向けて力強く前進した。大阪勢としては通算183勝目となり、夏最多の東京の184勝にあと1勝に迫った。

 履正社は初回1死一、二塁から森田大翔(3年)の左越え3ランで先制。4、5回は得点圏に走者を進めながら、あと1本が出なかったが、7回1死一、二塁から西田大志(3年)の右翼線適時二塁打、増田壮(3年)の中前2点適時打で3点を追加した。

 投げては、左腕2枚看板の1人、背番号1の増田が切れのいい130キロ台の直球にチェンジアップを織り交ぜて7回を4安打無失点。8回以降は、もう1人の左腕、背番号10の福田幸之助(3年)と右腕・高木大希(2年)とつないでリードを守り切った。

 試合後、7回無失点の増田は「初戦で思うようにいかないところもありましたが、ストライク先行で勝負することができた。リズムよく投げられ、自分の投球ができました。冬から練習してきたチェンジアップがきょうはよかったです」と投球を振り返り、「投げるだけではなく、打撃でも貢献しないといけないと言われていたので、打撃でも結果を残せてよかった」と7回の適時打に笑みを見せた。そして、「大阪代表の誇りを持って優勝を目指したい」と誓っていた。

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