【甲子園】鳥取商 好機にバント失敗、あと1本が出ずに悔し涙、聖地初勝利ならず

[ 2023年8月7日 13:11 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第2日   鳥取商0―6履正社 ( 2023年8月7日    甲子園 )

<鳥取商・履正社>初回、履正社・森田に3ランを浴びた鳥取商・山根(撮影・藤山 由理)
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 第105回全国高校野球選手権記念大会第2日が7日、甲子園球場で行われた。第2試合では、2年連続4回目の出場の鳥取商(鳥取)は0―6で4年ぶり5回目の出場の履正社(大阪)に敗れ、甲子園初白星はならなかった。鳥取県勢として大阪府代表に勝てば、春夏通じて1929年以来94年ぶりだった。

 打線は、履正社の左腕・増田壮(3年)の前に4回まで無安打。5回1死から青木一真(2年)がチーム初安打となる右前打したが、送りバントを失敗するなどして好機をつくれなかった。6回も先頭の代打・石見秀太(1年)が左前打したが、またも送りバント失敗でチャンスをものにできなかった。

 7回には連打で1死一、二塁としたが、後続が続かず、8回も四球と安打で2死一、二塁としたが、あと1本が出なかった。

 投げては、エース・山根汰三(3年)が立ち上がりの初回に先制3ランを浴びたものの、2回から4回までは丁寧にコースをつく投球で無失点。5回2死二、三塁で救援した2番手・山下佳佑(3年)は投ゴロに打ち取ってピンチをしのいだが、7回に失点。3番手の荒川真裕(3年)も7回に適時打された。

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