山崎育三郎 感激「一生の宝」に 「栄冠は君に輝く」歌唱

[ 2023年8月7日 05:30 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会 1回戦 ( 2023年8月6日    甲子園 )

開会式で「栄冠は君に輝く」を歌う山崎育三郎(撮影・藤山 由理)
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 俳優の山崎育三郎が開会式で大会歌「栄冠は君に輝く」を歌唱した。作曲した故古関裕而さんがモデルのドラマに出演した縁で、21年夏にも独唱したが当時はコロナ禍で無観客だった。今回は観衆を前に1番を独唱、2、3番は吹奏楽部、合唱部と共演した。「節目の年に、甲子園で歌わせていただいたことは一生の宝となりました。選手の皆さんには、野球を全力で楽しんでほしい」と話した。

 ≪初の男子誘導係「足震えました」≫4年ぶりに全49校の選手全員による入場行進が行われた。市西宮の男子生徒6人が、式典誘導係として初参加。これまでは女子生徒に限られていたが、今大会から性別条件が撤廃された。選考会で選出された男子生徒は、歴代優勝校旗を持つなど役割をまっとう。矢内拓人さん(2年)は「甲子園の中を歩いた時は緊張で足が震えました。とてもいい経験になりました」と笑顔だった。また、今大会からベンチ入りが2人増え、甲子園大会で初めて背番号19、20の選手が行進した。

 ≪水泳と二刀流の日大豊山・光永 入場行進先導役 今後水泳一本≫野球と水泳の異例の二刀流を実現させ、今夏の東東京大会では4番として8強入りに貢献した日大豊山の光永翔音(3年)が、入場行進の先導役を務めた。出場全49校の先頭を歩き「堂々と歩けました。先導役でも甲子園に足を踏み入れられてうれしい」と笑顔。昨夏の全国高校総体では3冠を達成し、今後は水泳一本に絞る。17日から北海道で始まる同総体に向け「今年も日本一を目指し、将来はオリンピック出場が目標」と誓った。

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