【甲子園】初出場の共栄学園・原田監督「流れや作戦すべてで後手、後手に」常連校の聖光学院に完敗

[ 2023年8月6日 17:45 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会1回戦   共栄学園3-9聖光学院 ( 2023年8月6日    甲子園 )

<聖光学院・共栄学園>初戦突破ならず応援団にあいさつする共栄学園ナイン(撮影・北條 貴史)
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 春夏通じ初出場の共栄学園(東東京)は、2年連続18度目の出場と甲子園常連校の聖光学院(福島)に完敗。初勝利は来年以降へお預けとなった。

 7点を追う7回1死二、三塁から代打・渡辺修(3年)の中前適時打で待望の甲子園初得点を挙げると、早川飛翔(2年)も中前へ2点打を放ち、この回3点を奪った。9回も2死から連打と四球で満塁と最後まで粘りの姿勢を見せたが、及ばなかった。

 試合後、原田健輔監督は「あっという間に終わってしまったという感覚です」と初めての聖地での戦いを振り返り「流れをつかみかけたところもあったが、流れや作戦すべてで後手、後手に回ってしまったことに悔いが残る」と唇を噛んだ。そして、16安打9得点9盗塁した聖光学院の試合巧者ぶりに「自分たちにないものをたくさん持っているチームだった」と脱帽した。

 共栄学園は東東京大会で準決勝、決勝ともに9回2死からの逆転勝利で甲子園初出場を決め“ミラクル共栄学園”と話題を集めたが、甲子園でのミラクル再現は叶わなかった。

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