ヤクルト山田　復帰後初安打も戸郷に「今までで一番球も強かった」

セ・リーグ   巨人2―1ヤクルト （ 2023年8月3日    東京D ）

＜巨・ヤ＞5回、二塁打を放つ山田（撮影・尾崎　有希）
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　ヤクルトの山田哲人内野手（31）が1日の巨人戦から戦列復帰後、10打席目で待望の初安打を放った。

　5回1死から左二塁打を放つと、サンタナの中前適時打で一時同点のホームを踏んだ。下半身のコンディション不良から復活を告げる一打に「とりあえず出てなかったんで良かったです」と一息ついた。

　ただチームは巨人・戸郷に149球で1失点完投負けを喫したとあり、主将の足取りは重い。「今までで一番球も強かったですし、コントロールも良かった。ミーティングでも話していたんですけど、すごい状態が良いというのは聞いていた。スライダーもきょうは速かったんで、イメージしているものとは違いました」。

　とはいえ、下位脱出へ打たなければいけない相手には違いない。村上が復調気配で、山田が状態を戻しつつある現在、3週間後の東京ドームで巨人のエースを叩きのめす。