中日・斎藤 同一シーズンのセ・パ両球団星 ブルペン奮起して、チームの連敗5で止めた

[ 2023年8月3日 05:00 ]

セ・リーグ   中日3ー1阪神 ( 2023年8月2日    バンテリンドーム )

<中・神(17)>移籍後初勝利を挙げ、ウイニングボールを手に笑顔の中日・斎藤(撮影・椎名 航)
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 中日ブルペン陣がスクランブル態勢で奮闘し、チームの連敗を5で止めた。先発・メヒアが右胸筋の違和感で3回1失点で緊急降板した中で、4回から6投手6イニング無失点。立役者は日本ハムからトレード移籍した斎藤だった。

 「ゼロで終われるように、後ろにつなぐ意識で投げました」。

 1―1の5回に3番手で救援し、盤石の3者凡退。直後に岡林が決勝打を放ち、移籍後初勝利が転がり込んだ。

 日本ハムだった5月10日に今季初勝利を挙げており、通算3勝目。同一シーズンに2球団で勝利投手となるのは、21年にDeNAとロッテで白星を挙げた国吉以来。斎藤はプロ初勝利をオリックスで挙げており、通算1勝目から3勝目まで全て異なる球団で白星を記録した。

 これで8回終了時点でリードしていた試合は21年から99連勝。立浪監督は「投げた投手全て、素晴らしい投球をしてくれた。いい流れをつくってくれた」と称えた。(湯澤 涼)

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